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輝く彼女のON|OFF 今月の人
フラワーデザイン教室『Quelle』主宰 高木優子

花嫁修業の一環ではじめたフラワーアレンジにはまり、卒業後OLをしながら講師として教えるまでに。その後、会社員生活にピリオドをうち本格的にフラワーデザインの道に。98年渡英、語学留学とフラワーデザインをケネス・ターナー氏に、また留学後からドイツ・ヨーロピアンスタイルのグレゴール・レリッシュ氏に師事。04年秋、神戸でフラワーデザイン教室『Quelle』をスタート。教室詳細は
http://www.quelle113.com

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人生観を変えたイギリス留学で
新たなるフラワースタイルへの出会い


―花嫁修業の一環として入ったお花の世界ですが、趣味ではなく仕事としてやっていこうと思われたキッカケはなんですか?
 お料理などもやっていたのですが、お花だけはどんどん色々なことが知りたくなり、本を読んだり、さまざまな教室に通ったりと、すごくのめりこんでいったんですよね。OLになってからも教室に通い、講師として週に2回程度教えるようにもなっていたんです。そのころ、友人から結婚式のブーケを依頼されるようになり、そのブーケを見た友人から依頼が……、というように増えてきて。平日は会社と講師、土日はブーケ作りと、とても忙しくなり、体力的な限界と大好きなお花の仕事なら一生続けていけると思い、退職を決意したんです。

―渡英したことも、お花の仕事をしていく上で大きな転機になったそうですね。

 色々なことがあり落ち込んでいた時期で、ネガティブな気分での渡英でした(笑)。語学とともに英国のガーデンデザインやフラワーデザインを勉強し始めて、ケネス・ターナー氏に師事することに。彼のお手伝いをさせてもらった時に「仕事をしたいならもっと前に出てきなさい。指示を待っていてはダメだ」と言われすごく驚いたんです。手に入れたいものがあるならもっと積極的に!と彼をはじめ友人たちからも言われ、自分の中にあった日本女性的な生き方をガツンとくだかれた。仕事を含め、いい意味で強く積極的になれたことも、渡英時代があったからなんです。


―今、高木さんがフラワーデザインする上での基本としているドイツ・ヨーロピアンスタイルの巨匠グレゴール・レルッシュ氏に出会ったのも留学したからこそですよね。
 帰国前、書店で彼の作品集に出会い、コレだ!ってピンときたんです。作品にきっちり理論や法則があるドイツ・ヨーロピアンスタイル、その巨匠であるグレゴール氏に帰国直後お会いした際に「ドイツ・ヨーロピアンを真剣に学びたい」とたずねたところ、東京に拠点を置き、世界的に活躍する『花阿彌』主宰の久保数政、ガブリエレ・ワーグナー・久保両先生を紹介されたんです。ドイツ・ヨーロピアンスタイルは完全に理論や法則があって、その上にデザインが加わる。その理論や法則が、私の求めていた疑問を解消してくれたんですね。十数年お花の勉強をしていても、なお目からウロコでした(笑)。この出会いも留学の大きな収穫です。



何年、何十年たっても「お花が好き」
それが仕事への一番のモチベーション


―神戸・元町でフラワーデザイン教室『Quelle』をはじめたのはどうしてですか。
 帰国後も自宅の宝塚で教室をやっていたのですが、「失敗しても取り戻せるパワーがあるうちに新しいことを始めるべきだよ」という夫(当時は彼)の助言もあり「大好きな神戸で色々な人がお花と少しでも近くなれる、そんな場所を作ろう!」と一念発起して場所を探し、2004年11月にスタートしました。結婚したのが同年の7月でしたので、本当にいろんなことが一気に動き、忙しかったです(笑)。

―今のお仕事内容を教えていただけますか。
 『Quelle』と宝塚で教室開催し、趣味として楽しむコースからプロを目指すコースまでさまざまなコースを教えています。また広島の専門学校などにも教えにいったりしているんですよ。他には、展示会などで作品を披露するデザイナーとしての活動もしています。デザインやセンスを高めていくための活動も大切な仕事です。

―高木さんの仕事においての楽しさや喜びって何ですか。
 教えることの喜びは、生徒さんの上達が目に見えて感じられることです。ナイフを持つ手がおぼつかなかった生徒さんがメキメキうまくなっていくのは本当に嬉しいですね。またフラワーデザイナーとしては、自分の作品が色々な反響を生むことです。作品を見たメーカーからデザイン企画の依頼があったり、フラワーデザインを勉強している人のアイデアソースになったり……、産みの苦しみがあるから、生まれてきたものへの反響はすごい喜びを与えてくれます。でも一番は、お花が大好きだから触っているだけで楽しいし嬉しいんです。


主宰する空間『Quelle』を通じて
お花文化をもっと身近に広げていきたい


―今後の夢や目標を教えてください。
 ヨーロッパでは男性も家に1本だけお花を買って帰ったり、女性も会社のデスクに飾るためにプチブーケを買うのが日常なんですね。そんな風に、身近に花のある社会にしていきたい、『Quelle』でお花文化が広がっていくようなことを、やっていきたいと考えています。また、お花教室だけでなくギャラリーとしても展開していく予定。ここで集う人たちの心の泉になるような場所にしていきたいと思っています。


ある1日のスケジュール
6:30 起床
7:00 朝食を食べる
  パンとコーヒー、フルーツヨーグルトの朝食後、外出準備。
7:30 家を出る
8:00 花市場に到着
  教室用のお花を仕入れる。花市場は大好きな場所、1時間ほどで仕込み終了させて車で教室へ。
9:30 教室に到着
  スタッフとともに教室の準備。仕入れてきたお花の水あげやメールチェックなど。
10:00 レッスンスタート
  朝から熱心な生徒さんたちが集まる。今回のレッスンに関する理論とアイテムの説明からスタート。
12:30 レッスン終了
12:30 ランチ
  ケータリングのお弁当をスタッフと。
13:30 午後のレッスンの準備
14:00 レッスンスタート
  6〜10名程度の生徒さんを教えていく。午後は2時間コースを連続で受ける人が多く、4時間教えっぱなしになることが多い。
18:30 レッスン終了
  終了後、生徒さんたちとお茶タイム。最近の近況などを聞かせてくれるのも楽しみ。
19:00 レッスンスタート
  最終レッスンは会社帰りのOLさんたちが多い。花器のスタイリングアイデアについて話をする。
21:30 レッスン終了
  生徒さんを送り出してからアトリエの掃除。
22:30 帰宅
  帰宅後、夕食の準備をはじめる。
23:00 夕食
  軽めの夕食をすませる。
23:30 バスタイム
24:00 教室関連の事務作業などをこなす
24:30 リラックスタイム
  夫とふたりでお茶しながら今日の出来事などを話す。
26:00 就寝




BAGの中身はどんなハッピー?
お気に入りブランド「アニヤ・ハインドマーチ」のレザーバッグ。仕事用のお財布、アニヤ・ハインドマーチのプライベート財布と名刺ケース、手帳、眼鏡、化粧ポーチ。頭痛持ちのためピルケースは忘れずに。
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