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今、できるオンナって、肩肘張って頑張っているんじゃなくて、いい意味で自然体。その上、みんな輝いていて、いきいきしている。その理由を彼女たちのONとOFFから、お話を伺いました。
   
January今月の人 美術ライター&大学非常勤講師 山下里加さん
京都教育大学特修美術家専攻科修了。就職情報誌の編集アルバイト、編集プロダクション勤務を経て1998年独立。フリーランスの美術ライターとして「ぴあ」「SAVVY」「AERA」など一般誌に執筆。インタビューペーパー「AI」の編集発行、アーティストブックの制作などに関わる。文楽好きが高じて"文楽チョキチョキ"を結成しイベントなどの活動も。現在、京都造形芸術大学の非常勤講師も務める。
美術ライター&大学非常勤講師 山下里加さん
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ピアノ嫌いがアートの発端!?
−子供の頃から美術が得意だったんですか?
そもそもピアノから逃れたくてアートを選んだんです。母親がピアノの先生で習いに行かされたんですが、音痴で…(笑)。何より楽譜通りに弾く、型にはまったことに抵抗があった。たまたま中学の時に描いたお城の絵が賞を取って、ピアノから解放されるための大義名分にしたんです。
−それで大学では美術を専攻して。
大学時代に現代アートと出会って、何じゃこりゃ!?って衝撃を受けて。当時はアート制作をして個展も2回やったんです。チェーンソーで木を切ったり(笑)。ただ、いまひとつ熱くなれないというか、周りのアーティストと比べて自分は作品に対する執着心に欠けているように思えてきて。そんな折りに専攻科に進学してレポートを書くようになって、文章のおもしろさに気づいたんです。
アートを軸に世界が広がる!
−文章を書く楽しさに気づいて美術ライターに?
大学を離れてヨーロッパを4ヶ月放浪してから、先輩を頼って就職情報誌の編集部にアルバイトで入ったんです。そこでアーティストの取材がしたいって言い続けたらインタビューページを作ってもらえて。アーティストの森村泰昌さん、藤本由起夫さんとはこの頃に出会いました。
−森村さんも藤本さんも今では世界的アーティスト! 現在はフリーの美術ライターとして、ASPIRIN.Lady.comの読者にもなじみのある女性誌や情報誌に執筆、さらに大学で授業、トークショーに登場したりと…アートから仕事が広がりますね。
美術専門誌は一般的じゃないので広くたくさんの方に読んでほしくて「ぴあ」などの一般誌に書いてます。作品に評価を与えるのが苦手なので美術評論でなく、インタビューやレポートが中心ですね。アートはわかりにくいと思われがちですが、わかりやすく書くことが私の強味。アートに携わっている人より、"普通の人"にアートと仲良くなってほしいですね。
大学では「フィールドワーク」という授業を担当しています。美術館やギャラリーを学生と訪ねて、学芸員はじめ現場の人にナマの声を伺っています。トークショーは、展覧会などでアーティストとの対談が多いですね。初めは緊張しましたけど、アーティストとのかけあいや、お客さんの反応もダイレクトでおもしろい。授業やイベントを通して現場に出ることで、アートと社会のつながりが見えてくる気がします。
アートへの入口は目の前に!
−横浜ビエンナーレや水戸芸術館のカフェ・イン・水戸プロジェクト、サントリーミュージアムのドラえもん展…、最近は話題の展覧会が目白押しで、アートに勢いがある気がしますが、今後のアートの流れは?
バブル期の勢いからいったん落ちて、ようやく盛り返してきた感じかな。以前は、アメリカ風、ヨーロッパ風に倣おうとしていたのが、今は、市民と一緒に活動する参加型や、アーティストが集まって運営するスペースができたり…。キュレーターがピックアップしたものを一方的に発信するのでなく、積極的でオープンな独自のムーブメントが生まれてきています。大阪のデザイン集団"graf"のように、アートや映像、音楽など、ジャンルを越えたコラボレーションが活発になったり、ギャラリー巡りとお茶会なんてツアープランに人が集まったり。今後はアートへの入口がどんどん増えてくると思いますね。
7:30

起床

メール処理、展覧会案内状の整理など事務作業をこなす。
10:30 大学の授業
フィールドワーク授業のため大山崎山荘美術館へ。各自自由に館内を観た後、学芸員に話を伺う
13:30 名古屋へ移動。
通常は15:00頃まで授業するが、この日は移動のため早めに終了。
15:00 名古屋到着
INAXギャラリー「2002年ソウルスタイルその後 普通の生活展」オープニングレセプションへ出席。昨年、国立民族学博物館で開催された「2002年ソウルスタイル」にはまり、展示に協力した李さん一家をソウルまで訪ねるほど親しくなる。李さんの奥さんと再会すべく続編である今展に駆け付ける。
21:30 京都へ移動
22:30 翌朝早く、「美術手帖」アウトサイダーアート特集取材にて亀岡にある知的障害者施設「みずのき」へ向かうため、自宅に戻らず、担当編集者と共に京都のホテル泊。
ZOOM ONでは取材のためのテープレコーダーとデジカメが必須! 取材の前に予習しておきたい資料本、展覧会のチラシやDMもファイルに詰めて持ち歩いているので荷物はいつもいっぱいです。ギャラリーを訪ねて作品を前に立ったまま取材をすることもあるので、両手が自由に使えるリュックが実用的で愛用してます。
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