 |
片頭痛の予防としては、その誘発因子を避けることが一番です。また、ストレスを上手にコントロールし、バランスのよい食事をとるなどして、規則正しい生活をすることも大切です。しかし、いったん片頭痛が起こってしまったら、がまんをせずに早めにアスピリン等の痛み止めを服用しましょう。
■ 頭痛の誘発因子を避けましょう
片頭痛の予防には、その誘発因子を避けることが一番です。そのためにはまず、自分の片頭痛の誘因が何であるかを見極めることが大切です。
誘因には、環境因子(人混み、騒音、におい、まぶしい光、暑さ寒さ、天候など)、精神的ストレス、空腹、寝すぎ・寝不足、食べ物(アルコールなど)、ホルモンの急激な変化などがあります。
まぶしい光や騒音などの環境因子によって頭痛が起こる場合は、その誘因をできるだけ避けるようにしましょう。たとえば、日差しが強い日はサングラスをかける、人混みをさける、買い物は早めに出かけてお店が混まないうちに済ませ、電車など乗り物も混まないうちに帰るなど、工夫しましょう。
■ ストレスを上手にコントロールしましょう
片頭痛は、ストレスがかかっている時にも起こりますが、ストレスから解放されてほっとした時にも起こるのが特徴です。ふだんから仕事などによるストレスを分散させる工夫をしたり、運動などで気分転換をはかったりして、ストレスを上手にコントロールしましょう。
■ 規則正しい生活をしましょう
生活習慣が乱れているとストレスにも弱くなります。適切な睡眠時間をとり、毎日3食きちんと食べ、お酒の飲みすぎやタバコを控えるなど、生活習慣を見直すことも大切です。また、外出や旅先で頭痛がおきやすい人は体調をくずさないよう注意なさり、アスピリン等の頭痛薬を持ち歩くことも大切です。
■ 早めにアスピリンを飲みましょう
市販薬を飲む場合は、早めに飲まなければ効果が見込まれません。片頭痛が起こってしまった場合には、がまんしないで早めにアスピリン等を服用しましょう。前兆や予兆が現れた時点での服用も効果的です。片頭痛の頻度が少なく、アスピリン等の市販薬でうまくコントロールできていれば問題ありませんが、市販薬が効かない場合、痛みが頻回で1週間に2日は頭痛薬を服用している場合、痛みの症状が激しい場合などは自己判断せず、ぜひ専門医の診察を受けてください。
■ 片頭痛によい食べもの
食事と頭痛は密接に関係しているという説があります。片頭痛持ちの人の約30%がマグネシウム不足という報告がありますし、マグネシウムやビタミンB2を一定量摂取すると片頭痛予防に効果がある、という医学調査結果が報告されています。

<マグネシウムを多く含む食品>
大豆製品、ひじき、ほうれんそう、ゴマ、海苔、アーモンド、落花生など
<ビタミンB2を多く含む食品>
大豆製品、うなぎ、豚肉、レバー、牛乳、チーズ、ゴマ、卵など
ほかに片頭痛の予防効果のあるものとして、フィーバーフュー(和名:ナツシロギク)という菊科のハーブが知られています。
|
頭痛にはカフェインが効く?
軽い片頭痛なら、発作が始まりそうな時にコーヒーなどカフェインを含んだものを飲むと症状が軽くなることがあります。これはカフェインの血管収縮作用によるものです。一方、平日オフィスで1日5〜6杯のコーヒーを飲む人が、週末にコーヒーを飲まないと頭痛を起こすことがあります。これは、カフェインの禁断症状。普段からコーヒーを何杯も飲まないことが大切です。また、市販の頭痛薬の中にはカフェインが含まれているものが多いので、何錠も飲む人は注意してください。
|
|
 |