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vol.26
人と会うときには、 とりあえずOKフェイスで |
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とりあえずOKフェイス、って知っていますか。
笑顔だったり、爽やかな表情だったり、温和な目だったり、強く相手を見る感じだったりといろいろあるんですが、とりあえず、自分と会う人が不快になったり不安になったりしない顔のことです。
ちょっと赤ちゃんがお母さんと向き合っているときのことを想像してみてください。お母さんが笑顔なら赤ちゃんも本当に嬉しそうにするし、反対にお母さんが怒っていたり、悲しそうな表情だと赤ちゃんはそれをすぐに察知してわっと泣き出したりするでしょう。
大人だって同じなんです。相手が自分と向き合っているときの表情に、敏感に反応してしまうものなんですね。
もし、あなたが誰かと会った時、ちょっと沈んだ顔をしていたとして、相手の人はどのように感じるかというと・・・。あれ、この人私のことが苦手なのかしら、私と話すのが面倒なのかしら、そういえば最近避けられているかも、などと変に想像してしまうんですね。
もちろんそんなことはなく、たまたまそのときに仕事で問題がおきたところだったり、恋に悩んでいたりしても、相手は自分の暗い顔から「もしかして私は嫌われている」という妄想を膨らませてしまうことはよくあるんです。
また、そこまで自意識過剰でないタイプの人はこんなふうに考えます。いやだ、彼女ったらマイナスのモードに入ってしまっているわ。そんな時、付き合うと明るい私にまでマイナスのモードがのりうつっちゃうかも。きっとその人はあなたから離れていくでしょう。
面白いのは、というか寂しいのは、あなたの暗い表情に、何か困った事でもあるんじゃないか、と心配してくれる人は本当に少数だということです。ほとんどの人は自分のことしか考えていないから、なんでも自分に跳ね返っちゃうんですね。自分に跳ね返ったあとは、当然あなたに矢が飛んでいきます。
人は自分を嫌いな人は嫌いになるし、暗い人には距離をおこうとします。本当は単にそのとき重い表情をしていただけなのに・・・。ということで、人と会うときには「とりあえずOKフェイス」を心がけましょう。
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エッセイスト、政治コラムニスト。1953年生まれ。慶応義塾大学卒業後、女性誌編集部を経て渡米。NY大学行政大学院修士課程修了。近著は『30代は女のベストシーズン!』(扶桑社)、『「だれかいい人いない?」といっているあなたへ』(講談社)など多数。 |
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