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エッセイスト、政治コラムニスト。1953年生まれ。慶応義塾大学卒業後、女性誌編集部を経て渡米。NY大学行政大学院修士課程修了。近著は『30代は女のベストシーズン!』(扶桑社)、『「だれかいい人いない?」といっているあなたへ』(講談社)など多数 |
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「トマトを黒い紙に包んで置いておくとね。他の色の紙に包んだトマトよりしわしわ度が高くなるんですって!」 という面白い話を聞いたことがあります。
太陽の光をいっぱい受けて甘くなるトマトだからこそ、だとは思いますが、それでも、人間にだって多少関係がある話かもしれません。
以来私は、黒い服が続きそうになるとそのしわしわトマトの話を思い出しては、「おっといけない」と、違う色の服を着るようにしています。
体調が悪い時は白い下着をつける。モノトーンの部屋には何か数点、明るい色を加えるといい。赤い肌着には体温を上げる効果が認められている。そんな話を聞いたことがある人は多いでしょう。
色には、おそらく、人間の気分や精神に影響を与える何かしらの効用があるのかもしれません。
私たち女性は色に対してとても敏感ですが、それは好みの色とか流行色、ワードローブの基本色など、どうしてもファッションと結びつけて考えたり選んだりしがちです。
しかし、そんなこととは無関係に、心を落ち着かせてくれたり、やる気を出させてくれたり、幸せな気持ちにさせてくれたりする色ってあると思うのです。
川口外務大臣が真っ赤なスーツを着て、「勝負服は赤」といった話は有名ですが、一人一人自分なりの色辞典を持っていてもいいのではないでしょうか。ちなみに私の色辞典は、お菓子の色がベースになっています。
道明寺のピンク、ペパーミントキャンディの淡いグリーン、バニラアイスクリームの生成り色、シロップにつけたさくらんぼの赤、などそんな色を見ると幸せな気持ちになります。自分を元気にするあなたの色辞典はどんな色でしょうか。
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